
私はこれまで、海外でビジネスをしたり、多国籍の人と仕事をしたり、試行錯誤しながらキャリアを築いてきました。そんな中で、ふと30歳を目前にして思ったことがあります。
「あのとき、やっておいて本当に良かった」
それは単なる成功体験ではなく、自分の世界を広げ、人生の“選択肢”を増やす行動でした。
今回は、私自身の経験をもとに、20代のうちにやっておくと“後半から爆発的に効いてくる”ことを5つに厳選して紹介します。
1. 留学|語学以上に“感性”が鋭くなる経験

私はオーストラリアにビジネス留学をした経験があります。正直、最初は語学力の不安もありました。でも、そこで得たのは英語力以上に、グローバルな感性と多様な価値観を受け入れる力でした。
日本では当たり前のことが通じない。違う文化、違う常識、違う考え方に直面する。その中で、「自分はどう振る舞うか?」を何度も問われる経験をしました。
この体験が、今でもビジネスの判断や人間関係の距離感で大きな武器になっています。実際に今、グローバル人材の価値はどんどん高まり、留学経験者は企業からも重宝されているのが現実です。
2. 英語|将来の転職市場での“武器”になる
日本国内でキャリアを積むにしても、英語ができるかどうかで転職市場の“年収のレンジ”は大きく変わります。
私はTOEICで700点台からスタートし、最終的に850点を超えるようになってから、一気に外資系や高年収案件のオファーが増えました。
実際に転職サイトで調べてみると、年収800〜1200万の求人の多くは「英語力(TOEIC730以上)」が条件になっています。
20代のうちに少しずつでも積み上げておくことで、30代からの選択肢は間違いなく広がります。英語は「将来の収入を生む資産」になると、私は確信しています。ネイティブキャンプ留学
3. スポーツ|できる人ほど“身体”を整えている

私は学生時代、野球部に所属していました。そこでは試合に勝つために、コミュニケーション・戦略・集中力・プレッシャー耐性など、ビジネスにも直結するスキルが自然と身につきました。
社会に出てから驚いたのは、世界のトップビジネスマンほど、週末にスポーツの時間を必ず確保しているという事実。
理由は明確で、脳がリセットされ、心も身体も整うからです。 体を鍛えることは、仕事のパフォーマンスを上げる最高の投資です。
20代でスポーツを習慣化すると、メンタルとフィジカルの両方で、強い自分を育てられます。
4. 読書|知識と視点で“深みのある人間”になる

私は読書によって、自分の考えが言語化できるようになりました。特に「テーマを絞って5冊読む」と、その分野の本質が見えてきます。
さらに、反対意見の本を読むことで、思考の幅が広がり、アウトプットが鋭くなるのも読書の醍醐味です。
20代のうちに“読む筋力”を鍛えておくと、30代以降、あらゆる場面で「話に深みがある」「言葉の説得力がある」と感じてもらえるようになります。
読書は、“静かに自分を強くする”最高のトレーニングです。
5. 旅|世界の“リアル”を体感する

私はフィリピンや東南アジアのスラム街を旅した経験があります。 そこで見たのは、裸足で物乞いする子どもたち、地面で眠る家族、小さな女の子が売春に巻き込まれている現実でした。
正直、衝撃でした。
でも、その体験が、**「自分は何に感謝すべきか」「何をすべきか」**という軸を与えてくれたんです。
旅は、自分の枠を壊してくれます。20代という、時間も体力もある時期にこそ、世界のリアルに触れておくべきだと本気で思います。
まとめ|選択肢は「経験の量」で広がる
20代は、成功しなくていい。失敗してもいい。
でも、「どれだけ多くのことに飛び込んだか」が、30代からの選択肢を決めると私は思います。
- 留学で世界基準の感性を養い
- 英語で市場価値を高め
- スポーツで身体と集中力を鍛え
- 読書で言葉と知識の武器を持ち
- 旅で人生観をひっくり返す
この5つをやってきたことで、私は「どこでも生きていける自信」を手に入れました。
今の自分を作ってくれた“選択肢の源泉”は、間違いなく20代の「経験の量」です。
あなたも、今日から1つずつで大丈夫です。未来の自分のために、経験という“投資”を始めてみてください。
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