私が英語学習に本気で取り組み始めたのは、単純に「話せたらかっこいいから」とか「海外旅行で困らないように」という理由でした。最初はYouTubeで英会話動画を見たり、海外ドラマを英語字幕で観たり、いわゆる“なんとなくの勉強”をしていました。
でも、あるときふと気づいたんです。**「これ、結局どこに向かってるんだろう?」**と。
そこから私の英語学習はガラッと変わりました。学び方が変わり、習慣が変わり、成果が出始めた。この記事では、私自身の経験を通して感じた「目的別の英語学習」についてお話しします。
英語は“目的”がないと続かない
英語学習はマラソンのようなものです。短期間で完走できるものではなく、毎日の積み重ねが必要です。だからこそ、「なぜ英語を学ぶのか」=目的が明確であることが何より重要。
私の場合、最初は漠然とした憧れでしたが、途中から「海外でビジネスをする」という明確な目標ができたことで、学習の方向性が一気にクリアになりました。
たとえば:
- 英語でメールを打てるようになりたい → ライティング重視
- 英語でプレゼンをしたい → ビジネス英語と表現練習
- 海外の現地スタッフと雑談したい → カジュアルな会話フレーズ中心
これらを明確にするだけで、勉強法も選ぶ教材も変わってきます。
日常英会話とビジネス英語はまったく別物
実際に海外のスタッフと会話したとき、「あ、これは全然違う世界だな」と思いました。
日常英会話は、
- How was your weekend?
- What did you have for lunch?
- That movie was awesome! といった、感覚で覚える軽いフレーズが多く、親しみやすさが重要です。
一方でビジネス英語になると、
- I just wanted to follow up on our previous conversation.
- Could you provide a rough estimate by Friday?
- Let’s set up a meeting to align on the next steps. など、“丁寧さ・正確さ・曖昧さを避ける表現”が必要になります。
つまり、言葉の目的そのものが違うのです。
私が実践してきた使い分け
私は英語を、次のようにモード分けして学習してきました。
● 日常会話モード
- 英語字幕+英語音声でNetflixを観る
- YouTubeのVlogやPodcastでカジュアルな表現に触れる
- フレーズ帳を一日10個インプット&自分の言葉に変えてみる
● ビジネス英語モード
- 実際の英文メールのテンプレートを毎日3つ読む
- NewsweekやForbesなどビジネス系の英文記事を毎日1本読む
- オンライン英会話では「ロールプレイ」で会議シミュレーション
こうして目的に応じて**「今日は日常」「今日はビジネス」**と分けることで、自然と使い分けができるようになっていきました。
実践の場があると、英語力は一気に伸びる
私もそうでしたが、いくら勉強しても「話す場」がないと、実力が定着しにくいんですよね。
特にビジネス英語やリアルな日常会話は、実践の中でしか磨かれない部分がたくさんあります。
だからこそ、「毎日少しでも英語を話す時間をつくること」が大切です。
最近では、オンライン英会話でもビジネス英語に特化した教材や、ネイティブとの会話トレーニングができるサービスが増えています。
私自身も、オンライン英会話でロールプレイを繰り返しながら実践力を磨いてきました。
✅ 目的に合わせて使えるオンライン英会話
🔥ネイティブキャンプ留学
実際に話すことで、「使う英語」に変わるスピードは段違いです。
目的があるから、学びが深まる
あるとき、海外のパートナーとのZoom会議で「英語でプレゼンを任される」という機会がありました。最初は不安だらけでしたが、目的が明確だったからこそ、逆に学びが加速しました。
- どんな表現が必要?
- 説明はどこまで具体的に?
- 相手の文化背景はどう配慮する?
そうした視点で学びを深めると、一語一句が“使うための英語”に変わっていくんです。
まとめ|英語学習は「目的」から始めよう
英語を勉強しようと思ったら、まず最初にやるべきことは、 「自分はどんな場面で、誰と、何のために英語を使いたいのか?」を明確にすること。
その目的によって、選ぶ教材も、学習方法も、トレーニング内容もまったく変わります。
もしあなたが英語に伸び悩んでいるとしたら、方法より先に“目的”がぼやけていないか見直してみてください。
英語は目的がある人に、必ず応えてくれる言語です。
そしてその先には、「世界とつながる」という最高の報酬が待っています。
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