
社会に出ると、「どこの大学出たの?」という話は思ったより聞かれません。
それでも、「学歴がないこと」に引け目を感じている人は多いと思います。
私もその一人でした。だからこそ、「行動力」と「人間力」で勝負する覚悟を決めて、海外でビジネスに挑戦しました。
「学歴がない」ことは劣等感ではなく、行動力の種

私が社会に出た当初、周囲には有名大学を出た人や優秀な経歴の人がたくさんいました。
でも、そこで私が意識したのは、「誰よりも早く動く」「断られることを恐れない」ことでした。
ナンパでも、営業でも、ビジネスでも、最初はほとんどがうまくいきません。
でもその中で、“恥をかく覚悟”と“失敗を受け入れる姿勢”が、結果を出すための土台になっていったのです。
学歴がある人ほど、「失敗を見せたくない」というプライドが行動を鈍らせることがある。
だからこそ、学歴がないことは「恥をかける強さ」につながると私は考えています。
プライドの扱い方で、結果に大きな差が生まれる
ビジネスを始めてからも、私は何度も痛い目にあいました。
海外では、日本人という立場や、支払いをする“オーナー側”という立場にプライドが邪魔をして、柔軟な交渉ができなかったこともあります。
しかし、「相手から学ばせてもらう」という姿勢に切り替えることで、
信頼が生まれ、協力が得られ、結果としてビジネスが軌道に乗るようになりました。
プライドを手放すというのは、自分を否定することではありません。
むしろ、自分の目標を叶えるために“感情をコントロールできる力”だと思います。
「素直でまっすぐな熱量」が、人を動かす

不思議なことに、年上の方ほど「素直でまっすぐな若者」に惹かれやすいと感じます。
私自身も、多くの年長者に可愛がっていただいたのは、「知識」よりも「熱量」があったからだと自覚しています。
「この子はまだ知らないことも多いけど、まっすぐで誠実だ」
そう思ってもらえた瞬間に、信頼が生まれ、応援され、チャンスが回ってくるのです。
結局、人が人を動かすときに重要なのは、学歴でも実績でもなく、「この人のために力になりたい」と思える素直さなのだと思います。
ビジネスに学歴は関係ない
正直に言います。私自身、見た目やプロフィール的には「頭が良さそう」と思われることはありません。
そのこと自体を否定するつもりはありませんし、高学歴の方のこれまで一生懸命に勉強してきた人たちの努力は、本当に素晴らしいと尊敬しています。
ただ、社会に出ると、求められるのは結果です。
モノを売る、モノを作る、利益を出す、戦略を立てる――すべてが数字や行動ベースで評価される世界です。
学校での「正解を当てる力」と、ビジネスでの「正解をつくる力」はまったく異なります。
だからこそ、学歴の有無は関係なく、「実行できる人」「変化に適応できる人」が最後に勝つのだと思います。
まとめ|プライドを手放した先に、チャンスが生まれる
- 「知らない」と言える勇気
- 「恥をかいてもいい」という行動力
- 「年上に学ぶ」素直さ
- 「熱量で動く」誠実さ
これらすべてが、学歴に勝る“人間力”の証明です。
学歴が高い人間ではなく、結果をさせる人間が重宝されます。
プライドを守ることに固執するより、目の前の機会にまっすぐぶつかれる人の方が、結果的に信頼され、成果も出しやすくなります。
「学歴がないから…」と悩む必要はありません。
自分の行動と人間性で、“魅力ある人間”になることこそが、最高のブランディングです。
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